2017年08月28日18時07分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-08-28 18:11:42

Interview with Professor Luciano Floridi

「哲学とはこれこれである」みたいな喩え話って相手の役にも立たないし、本人にも実は関係がないと思う。寧ろ、なんでそういう自意識プレイを学術研究者が求められるのかってことでは。まぁでも、大学の教員とかアウトリーチの役割がある方にとっては、それなりに一定の成果が求められる「タスク」ではあろう。それはそれとして分かる。アマチュアが「商業主義」などと指摘してみたところで、その対極に何か特権的なスタンスがあるとも限らないからだ。寧ろ、敢えて言うなら(これは喩え話じゃない)、そういう特権的なスタンスというものがないという絶望に耐えながら考え続けることが哲学だと思うけどね。自分自身で強い関心をもっているのに、自分が(恐らく原理的にすら)解決できないという絶望に耐えながらも考え続けられるかどうか。そして、それを自意識プレイやナルシシズムやセンチメンタリズムに回収したり逃げ込むことも許されないという情け容赦ない分野だよ。そうして逃げ回ったり没入しているうちに、実際のところおかしくなる人もいる。

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