2017年07月05日08時55分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-07-05 09:04:03

ytb‏ @ytb_at_twt 「システムの機能安全性の哲学」って科学哲学に入るんですかね。

情報の哲学とかリスク論って、もう既成の科学哲学の枠とかコミュニティと関係なく成立しているように見える。フロリディとか、まぁ、国内のマスコミでは「あずまん」とか耽美系の兄ちゃんも情報の哲学者なんだろうなぁ。そろそろ CS、情報法、法哲学、社会心理学、ミクロ経済学のクロスオーバーでデジタル・プライバシーとかオンライン・アイデンティティを議論するような取り組みが始まってもいいのだけれど、その中に科学哲学を含めるのは、僕でもやや違和感がある。

僕はとりあえず竹尾先生の不肖の弟子として、分析哲学や科学哲学は「分析」とか「科学」というラベルを外しても成立するオーソドックスなスタイルの哲学(にすぎない?)と思っているので、そもそも「科学哲学に入るかどうか」というのは愚問なのだけどね。つまり、既成のノーマルサイエンスとして大学で教えられている「科学哲学」の一つの分野になるのかと問われたら、それこそ矢田部さんお得意の返事と同じで「知らんがな」としか言いようがないし、科学哲学が堂々とした(なんか二流の政治家みたいな言い方だな)philosophy であるなら、「~の哲学」がそれに関わるかどうかと聞かれて答えに困る方がおかしい。

大学で教えられているような意味での、意味公準だパラダイムだという「科学哲学」に入るかどうかということなら、それこそ彼が得意とする「知らんがな」で終わるような気もするが。大学教員や組織のオーガナイザにとってはともかく、そもそも哲学者にとって、そういう話題はどうでもいいことでは。システムの非機能要件にかかわる論点を扱っている人にとって「これは科学哲学なのか?」という問いは、ただの自意識でしょう。仮にその問いに答えがあるとしても、その人がやってる研究プロセスに殆ど効力ないと思うんだよね。「これは科学哲学だ」と日本科学哲学会に入ったところでどうなのか(笑)

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